空港の入国審査の英語:目的・滞在期間・滞在先・帰りの航空券の答え方

はじめに

海外旅行で最初に英語を話すのは、多くの場合、空港の入国審査です。長いフライトのあとで疲れているうえ、係官の表情も硬いので、簡単な質問でも緊張してしまいがちです。

入国審査で聞かれることは、入国の目的、滞在期間、滞在先、職業、帰りの航空券でほぼ全部です。質問の言い方がいくつかあるだけで、答える中身は毎回同じなので、事前に準備しておけば落ち着いて答えられます。

このページでは、入国審査でよく聞かれる質問とその答え方、日本人がよくする言い間違いをまとめました。Speaking Studio では、AI が入国審査の係官になり、一つずつ質問してきます。

※ 質問の内容や必要な書類(ビザなど)は国によって違います。渡航前に、渡航先の政府や大使館の公式情報を確認してください。

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実際に使う表現

入国審査では、長い文で話す必要はありません。聞かれたことに、短く正確に答えるのがいちばんです。

質問答え方(英語)意味
目的(観光)Sightseeing. / I'm here on vacation.観光です。/休暇で来ました。
目的(仕事)I'm here on business. I'm attending a conference.仕事で来ました。会議に出席します。
目的(友人を訪ねる)I'm visiting a friend.友人を訪ねます。
滞在期間For one week. / I'll be staying for ten days.1週間です。/10日間滞在します。
滞在先(ホテル)At the Maple Grove Hotel, downtown.中心街のメープルグローブ・ホテルです。
滞在先(友人の家)I'm staying with a friend. Here's the address.友人の家に泊まります。これが住所です。
職業(会社員)I work for a trading company.商社で働いています。
職業(学生)I'm a student. I study engineering.学生で、工学を勉強しています。
帰りの航空券Yes, here's my return ticket.はい、これが帰りの航空券です。
帰国日I'm flying back on the 18th.18日に帰ります。
初めての入国かYes, it's my first time. / No, I was here two years ago.はい、初めてです。/いいえ、2年前に来ました。
一人かI'm traveling alone. / I'm with my family.一人旅です。/家族と一緒です。
聞き返すSorry, could you say that again, please?すみません、もう一度言っていただけますか?

※ 表のホテル名は架空のものです。

よくある間違いと直し方

通じないわけではないものの、係官に誤解されたり、追加の質問を招いたりしやすい言い方と、その直し方です。

✗(How long are you staying? に)Since October 3rd.

○For one week. Until October 10th.

since は「〜から今まで」という意味で、期間の答えになりません。期間は for ...、最終日は until ... で答えます。

✗(Where are you staying? に)Hotel.

○At the Maple Grove Hotel, downtown.

「ホテル」だけでは答えになりません。ホテルの名前と、分かれば場所まで答えます。予約の画面をすぐ出せるようにしておくと安心です。

✗I'm company employee.

○I work in sales for a trading company.

a が抜けやすい言い方です。また company employee は少し不自然なので、I work for ... や、営業・経理など仕事の中身で答えます。

✗(What's the purpose of your visit? に)Um... travel? Maybe shopping... I'm not sure.

○Sightseeing. I'm also visiting a friend.

目的があいまいだと、追加の質問を招きます。本当の目的を、短くはっきり答えましょう。目的が複数あるときは、隠さずにすべて伝えます。

✗(Do you have a return ticket? に)Yes.

○Yes, I'm flying back on the 18th. Here it is.

Yes だけでも答えにはなりますが、帰国日を添えて、画面や控えをすぐ見せられると、やり取りが早く終わります。

短い会話例

観光で入国する

係官の質問に一つずつ、短く答えていく流れです。

Officer: Good afternoon. Passport, please.

You: Here you are.

Officer: What's the purpose of your visit?

You: Sightseeing.

Officer: How long will you be staying?

You: For eight days.

Officer: Where are you staying?

You: At the Maple Grove Hotel, downtown.

Officer: What do you do for a living?

You: I'm a nurse. I work at a hospital in Japan.

Officer: Is this your first time here?

You: Yes, it is.

Officer: Do you have a return ticket?

You: Yes, I'm flying back on the 18th. Here it is.

Officer: All right. Enjoy your stay.

You: Thank you.

日本人がつまずきやすい点

同じ質問でも言い方が変わる

目的は What's the purpose of your visit? だけでなく、What brings you here? や Business or pleasure? と聞かれることもあります。どれも「何をしに来たのか」という質問です。Business or pleasure? には、観光なら Pleasure.、仕事なら Business. と答えます。

What do you do? は「職業」の質問

「今ここで何をしているか」ではなく、「お仕事は?」という意味です。What do you do for a living? と聞かれることもあります。

答えをその場で思い出せない

ホテルの名前や住所、帰りの便の日付は、緊張すると出てこないものです。スマホの画面や紙にまとめて、すぐ見せられるようにしておきましょう。

聞き取れなかったときに黙ってしまう

係官によっては早口だったり、なまりが強かったりします。分からないまま答えるより、Sorry, could you say that again, please? と聞き返すほうが確実です。また、入国審査では冗談は言わないようにしましょう。

よくある質問

Q1. 英語がうまく話せなくても大丈夫ですか? ▼

短い答えで十分です。質問が分からなければ、遠慮せずに聞き返しましょう。どうしても通じないときは、Is there a Japanese interpreter available?(日本語の通訳はいますか?)と聞いてみましょう。通訳を頼める空港もあります。

Q2. ビザや事前の申請は必要ですか? ▼

国や滞在の目的・期間によって違います。ビザが要らない国でも、事前にオンラインで渡航の申請が必要な場合があります。渡航前に、渡航先の政府や大使館の公式情報で必ず確認してください。

Q3. Speaking Studio では、どう練習できますか? ▼

AI が空港の入国審査の係官になり、入国の目的・滞在期間・滞在先・職業・帰りの航空券などを一つずつ聞いてきます。答えがあいまいだと、本番と同じように聞き直されます。一言ごとに★1〜5の採点と日本語のアドバイスが出ます。

旅の最初の英会話を、出発前に練習しておく

入国審査の質問は決まっているので、一度声に出して練習しておくだけで、本番の緊張がずっと軽くなります。Speaking Studio では、AI の係官を相手に、何度でも受け答えの練習ができます。

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